Yz's football blog

サッカーのあれこれ

Wolverhampton Wanderers FC #4

私は世界で主に3つのクラブを応援しています。Jリーグ浦和レッドダイヤモンズプレミアリーグウォルバーハンプトン・ワンダラーズラ・リーガレアルマドリードです。

 

今回はその中のウォルバーハンプトン・ワンダラーズ、通称ウルブスについて、応援している理由や経緯、今日までの戦いなどを書いていこうと思います。

 

18/19シーズン—ウルブスとの出会い

浦和レッズの試合を見るためにDAZNを契約以降、自然と海外のサッカーも観るようになりました。特にFIFA Ultimate Teamでプレミアリーグの選手を中心に使っていたためプレミアリーグの試合を多く見ていました。それでも初めはBIG6を中心に見ていました。そんな中で一際目を引くクラブがありました。それがウルブスです。

 

プレミアリーグを見始めた18/19シーズンはウルブスにとってチャンピオンシップ(2部)から昇格した最初のシーズンでした。しかし、そんなウルブスは「速くて精度の高いカウンター」を武器に格上(と思われていた)チームをなぎ倒していました。

18/19シーズンは6位までが順当にBIG6のシーズンでしたが、7位に入ったのは昇格組のウルブスでした。このシーズンの対BIG6の結果が12戦4勝4敗4分。他と比較していないので正確には分かりませんが、この結果は昇格クラブの結果としてはかなり良い結果だと思います。

またBIG6相手以外の試合でもセンセーショナルな試合が多く例えば4-3で勝利したホームレスター戦。この試合が本格的にウルブスを好きになるきっかけの試合だったと思います。 2点先制後、2点失点、3点目を決めるも再び同点にされる、しかしジョタのハットトリックとなる4点目で勝ち越しに成功した試合です。


www.youtube.com

 「速くて、精度の高いカウンター」と言ったのはこの試合の3点目、4点目を見ていただけるとわかると思います。

ネヴェス、モウティーニョの中盤、時にはセンターバックのキャプテンコーディから繰り出されるパスとヒメネスやジョタの高い決定力で、攻撃開始から得点まで1回、2回のパスで完結してしまいます。

 

この「速くて、精度の高いカウンター」で上位チームを倒していくサッカーは見ててワクワクしました。そうして気付けば毎試合見るようになっていました。

 

19/20シーズンーPL&EL

昇格2年目に入っても「速くて、精度の高いカウンター」は健在でしたが、2年目に入り速攻だけでなく遅攻もできるようなチームになりました。また、18/19シーズンが3-5-2が主なフォーメーションだったのに対し、19/20シーズンは3-4-3を使うようになりました。これにより頭角を現したのがアダマ・トラオレです。

特にこのシーズンは前シーズンチャンピオンであるマンチェスターシティ相手にシーズンダブルを達成しました。特にその2試合で活躍したアダマは世界に名を轟かせました。


www.youtube.com


www.youtube.com

チャンピオン相手にシーズンダブルというのは最高以外の何物でもありませんでした。ホームの試合では相手が1人退場者を出していたとはいえ2点ビハインドからの逆転劇はウルブスファン以外のサッカーファンも唸る試合だったと思います。

 

さらにこのシーズンはヨーロッパリーグにも参戦していました。当初は昇格したばかりで選手層もお世辞にも厚いとは言えない状態でプレミアリーグヨーロッパリーグを戦うことは、かなり厳しいと思われていました。実際、自分も両方で結果を出すことは難しく、最悪の場合降格争いに巻き込まれるようなこともあるかもしれないと考えていました。

 

しかし実際にはそんなことはなく、ヨーロッパリーグはベスト8、プレミアリーグは7位という結果を残しました。


www.youtube.com

欲を言えばもっと上まで行ってほしかったですが、プレミアリーグ昇格2年目のチームがELをベスト8まで闘いながらPLで7位というのはかなりの好成績だと思います。

ここまで戦えたのは、18/19シーズンのカウンター主体のサッカーだけでなく遅攻速攻を組み合わせてた戦術ができたからだと思います。

 

20/21シーズン—主力の脱退&負傷

f:id:REDWOLRMA:20210416181850j:plain

20/21シーズン1stユニフォーム 背番号は16番(コナー・コーディ

20/21シーズンは前シーズンまでスタメンで活躍していたジョタがリヴァプール、ドハティがトッテナムに移籍しました。一方で、その穴埋めとしてバルセロナからネウソン・セメド、ポルトからクラブ史上最高額でファビオ・シウバなどを補強しました。

 

シーズン開幕当初はなかなか勝ち点を積み上げられず降格圏を争っていました。

さらに前シーズンの終わりからジョニーが継続して負傷離脱中、冬に加入したポデンスや今期加入のマルサウもシーズン途中で負傷、さらに第10節のアーセナル戦ではエースのヒメネスがダビドルイスとのショッキングな頭部の衝突で長期離脱となりました。

 

そんな中で頭角を現したのがペドロ・ネトです。昨シーズンは基本的にジョタの控えという使われ方が多かったものの、出場したときにはキレのあるドリブルと強い体幹でポテンシャルは発揮していたので、もっと使われてほしいと思っていた選手でした。そんなネトが今季はジョタの移籍、ヒメネスの長期離脱によりアタッカーのエースとして躍動しました。


www.youtube.com

 

しかし、そんなネトも第31節フラム戦で負傷し、今シーズン絶望…。さらにはネヴェスのコロナ陽性…。

 

残り7試合、現在12位。消化試合数の差はあるものの降格圏との差は12pt、ヨーロッパリーグ出場権との差は16pt、1桁順位9位との差は7pt。

どこまで行けるか。#COYW