天皇杯決勝 #11
毎週書きたかったこのブログも気付けば忘れ去られ、ずっと何も書いていなかったのですが、今回は書かずにはいられません。
ということで…
天皇杯決勝。
個人としてはACL2019以来2度目のファイナル。大学生になってから本格的に浦和レッズを応援するようになって、4年目。来年からは社会人なので、そういう意味でも絶対に勝ちたい試合でした。
試合前
キックオフは14時。MDPの場外販売ブースでの販売開始が10時ということで、異常なレッズサポーターを考えればいつも通りキックオフ2~3時間前に行ったのでは買えないのでは?と思い、少なくとも10時より前には着けるように出発。最近は駒場も埼スタも自転車通いで、ここ数ヵ月で唯一行ったアウェイの鹿島は車だったので、久しぶりの電車(ルヴァンカップのアウェイ横浜FC戦、4月21日以来)でした。いきなり最寄り駅で同士発見。いつも通りソロ参戦なので、これは熱くなりますね。一緒に戦いに行く戦友って感じで気合いが入ります。9時頃には新宿駅で総武線に乗り換え。この頃にはもう回りは探すまでもなく赤い人たちでいっぱいでした。この時、新宿駅内のコンビニで昼飯を購入した際に小銭がなく400円ぐらいを1000円札で払ったらお釣りがなんと2002ワールドカップ記念硬貨。何を隠そうこのワールドカップといえば埼スタですよ。勝利を確信しましたね。
でもこんな記念硬貨あるのも知らなかったのでびっくり。こんなことってあるんですかね。逆に不安になったのも事実です笑
9時半前頃には国立競技場到着。
でかいですね。近づくとスタジアムの圧がすごい。
そのままふらふら歩いて、販売ブースの方へ。
長い列発見!
MDP待機列!
早歩きで向かいました。日差しの当たる待機列、防寒対策でかなり着込んでいたので暑いぐらいでした。そして10時販売開始。あっさり買えちゃいました。
思いのほかあっさり買えてしまい急に暇になる。試合前のスタジアムってぼっちでも暇でも楽しいんですよね。回りにはたくさんのレッズサポーターが、今日の試合に向けてワクワク・ドキドキ・メラメラしてる雰囲気。
その後は天皇杯記念グッズを買ってみたり、Twitterアカウントフォローすれば何かもらえるというニチバンさんのキャンペーンに参加してみたり、POKEMON GOのジムバッジゲットしたりと30分程ウロウロ。
その頃には入場の待機列も結構長くなっていたので並ぶ。11時開場。入場者プレゼントの手袋をもらう。グレーみたいな色で、普段使いできそう。ちょうど手袋買おうかと思っていたのでありがたい。ピンクとか水色とかじゃなくてよかった。
新国立競技場入ってみると、階段が狭い…。席の縦幅も狭め…。ただ、サッカーを見るっていう点では全く問題なかった。いろいろ言われてたスタジアムだったので不安でしたがサッカーを見る上では問題なかったです。ちょっとお手洗いが遠いかな~ぐらい。
3層の自席からの眺望はこんな感じ。
自分が席にたどり着いたころには下の方でも上の方でもすでに旗を振る方々がちらほら見えたので自分もアップがてら振る。人来たら思いっきりは振れないだろうなぁと思い、ここぞとばかりに大きく振りました笑
13時半前ぐらいかな、キーパー登場。もちろん旗振りますよ。が、ここで少し心配していたことが…。この頃にはさすがに結構人も来ていて周りの席もそこそこ埋まってきていたのですが、立たない、旗を持っていても振らない、拍手しない人の多いこと…。ここはいくら3層とは言えゴール裏だぞ。2019のACL決勝の感じがフラッシュバック。
そんなこともあり、反骨精神というか、周りの人たちが座ってるから立つのやめた方がいいかなとか、旗振るのやめた方がいいかなとか思っている人がいたらそれは絶対に嫌だったので思いっきり旗振ってやりましたよ(もちろん選手の後押しがメインですけど)。ちょうど右側2席が空いていたし、周りも座ってる人が多かったので旗振りは好き勝手やれるわけですね。キーパー出てきてから皆引き上げるまでずっと振ってたので結構しんどかったです。
スタメン発表!(さすがに皆立つかなと思ったけど、それは期待しすぎだった。こういうご時世じゃなければ、声出すんだけどね。)
佳穂と江坂の併用にトップキャスパー、右は関根、2ボランチは敦樹&シバトン、4バックは宏樹、岩波、ショルツ、明本、キーパー西川。
正直今日は誰が出てもとにかく勝ってくれとしか思ってなかった。
キックオフ
勝ったから言えるけど、正直試合前に旗振りすぎたせいで試合始まった頃の"仕掛けろ浦和"しんどすぎた笑
前半序盤からこっちのペース。関根&佳穂仕掛けまくって江坂先制!その後もかなりペース握ってたのでこれは大量得点も期待できるかと思いきや、なかなか割れずハーフタイムへ。
後半は大分がボールを持つ展開が長く続く。途中でキャスパー→ウガ、佳穂→槙野、関根→大久保。ディフェンス寄りの選手も入れて逃げ切りたい浦和。残りはアディショナルタイムのみ!勝てる!
というところで、90分まさかの失点。でも選手もサポーターも誰も諦めなかった。93分、コーナーキックのこぼれ球柴戸のミドルを槙野が頭でコースを変えて決勝点。最初どう決まったのか誰が決めたのかも分からず、とにかく点決めたことに対して大喜び、そしたら槙野が走ってきてもう涙が止まらないのよ。
まず、この展開だけで、普通のリーグ戦でも泣けるレベルのゴール。それが天皇杯決勝。そんでもって目標にしてたけどリーグで取れなかったアジアへの出場権獲得を決めるゴール。そして決めたのが槙野智章という漢。もうホント涙が止まらなくて、残り時間グッチャグチャで旗になってないフラッグを訳も分からずブンブン振り回してましたよ。
そして試合終了のホイッスル。大歓喜の瞬間。マスク濡れるなら、替えのマスク持ってくから初めから言っといてほしいよね!
試合後
表彰式。しっかり審判団には無言の圧と試合に関係ない川崎はガン無視。そういうところ好き。
ついに優勝チームの表彰、最高の時間でした。阿部ちゃんにカップを掲げてもらえて、選手も皆楽しそうで、来年にもつながった。インタビュー江坂のまさかの「サイコーでぇーーす」。クールキャラだと思ってたのでびっくり笑。それマキがやるやつちゃうんか。槙野&西川インタビュー、決勝点の秘話、さすがエンターテイナー。西川来年も浦和のゴールマウスは頼んだ!
その後は選手たち写真撮影やら何やら。選手たちも楽しそうでこっちもめちゃくちゃ楽しかったです。最後ウガが名残惜しそうにしてたのは印象的だった。ここ2試合ウガとマキが決めてくれてさすが浦和の漢だなと。これからの浦和レッズに対して、これが浦和の漢だっていうのを見せつけた感じでめちゃくちゃかっこよかったです。
そんなこんなで国立で最高の時間を過ごして、、帰路に就く。
千駄ヶ谷めちゃ混みっぽかったので新宿まで歩く。先述の通りずっと自転車通いだったので試合終わって皆わちゃわちゃした中で帰るのひさしぶりで楽しかった。
電車乗ったら「浦和で号外配ります」の情報、浦和は途中通過する予定だったのでこれは行かなければいけない!
さっきまで国立にいたはずの同士たちがいっぱい浦和に集結してた。かなり長い列になってた。コルソにもおめでとうの文字が。これが"ホームタウン浦和"。
号外も無事ゲット。読売、朝日、埼玉の3紙が出てたらしいけど、読売はすでに無かったっぽい。レッズサポ恐るべし。
とにかく最高の1日でしたよ。
翌日
ウルブス対チェルシー中に疲れで寝落ち、マドリー対カディスも見れずに起きたのは昼でした。ハッとしてエルゴラを思い出す。買いに行かなきゃ。パジャマにレッズのウィンブレだけ羽織ってコンビニ8個回ってようやくゲットできました。途中でスポニチもゲット。
胸にURAWA REDSって書いてあったのもあって、店員さんに「おめでとう」とか「槙野良かったですね」とかいってもらえてめちゃくちゃ嬉しかったです。ちなみによくチケットの発券しにいく最寄りのセブンのおばちゃんは顔見知りになったので毎回「頑張ってね」とか言ってくれます。今回も「やりましたね!」って声かけてくださいました。こういうのとてもいいなぁ。
まとめ
とにかく最高の試合、一生忘れることのできない試合でした。こんな経験ができてホント浦和レッズと出会えてよかったと思える試合でした。リカルドレッズ1年目、リーグ6位、ルヴァンベスト4、天皇杯優勝。昨年、一昨年が残留争いだったのを考えるとかなりいい成績だと思います。でも誰もこれだけでは満足していないと思います。トップチームはこれで2021シーズン終了。天皇杯優勝したので来シーズンは川崎とのゼロックス杯から。またこれから選手の入れ替わりがあると思うけど、新シーズン最初に川崎とやれるのはとても楽しみ。来年は5冠目指してがんばろー!
WE ARE REDS!!